GO40F技術コラム
GO40Fとは?その特徴と事例を紹介!
GO40F(プリハードン鋼)とは?
GO40Fとは、プリハードン鋼の中でも代表的な1つです。そもそもプリハードン鋼とは、あらかじめ熱処理が済んだ状態の金属材質のことをいい、JIS規格にはない鋼材で、名称はHPM—、NAK-–などと、鋼材メーカーにより様々な呼び名が存在します。
主に、焼入れ・研磨仕上げなどが不要な材質のため、追加工が不要で工数と費用を削減することができ、トータルコストダウンが実現できるという優れた材質です。
また、プリハードン鋼の大きな特徴は、被削性がよいという点があります。比較的寸法変化が少ない特性を生かし、加工後の焼入れ焼戻しが必要な部品でも、HRC50以上程度まで硬度を上げることが可能です。このような熱処理をせずに強度を確保できる材質として、金型や機械部品に使用されるようになりました。
プリハードン鋼の代表的な種類として、
HPM1、DH2F、PX5、HPM38、GO40F、NAK55、NAK80、G-STAR、S-STAR、STAVAX(PH) などがあります。その中でも、GO40Fは、被削性・耐溶損性に優れており、金型・機械部品でよく使用されます。
当サイトの製品事例の紹介!
バックプレート GO40F
品名 | バックプレート |
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用途 | 高さ合せプレート |
材質 | GO40F |
サイズ | 12×220×275 |
精度 | ±0.01~±0.5 |
加工方法 | ワイヤーカット、研磨、その他 |
業界 | 全業種 |
概要
本製品は産業機械関連向けにで使用されるバックプレートで、金型部品です。材質はGO40Fを使用し、サイズは12×220×275です。また、研磨精度±0.01以内に収めました。このように当社では、部品加工、プレス金型製作、リバースエンジニアリングなどで様々な実績がございます。お困り事がございましたら、ぜひ一度当社にお問合せ下さい。
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