VAVE事例プレス金型工法転換
工法転換切削からプレス加工へ(一部プレス化案件)
材質SS400、切削部品をプレス化したいとのお問い合わせから検討図が添付の内容です。まずφ11.8の位置公差±0.003はプレス加工では不可、プレス先の設備にも寄るが±0.05程度までが通常値でした。中心のφ42.2周辺が板厚2mmで減肉されており、成型の影響で歪みが発生、フランジ高さ±0.025の保持に影響が出る(ちなみにフランジ高さの通常値は普通±0.3以上)ため、条件の緩和もしくは再検討を提案したところ、変更不可との回答だったため、結果としては、完全プレス化は断念いたしました。